「脂肪肝」の症状が糖尿病のリスクを上昇させてしまう~早めに減らすべき危険な肝臓にある脂肪~

糖尿病を予防するための習慣

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「肝臓」という臓器は、主にアルコールの分解を担う器官として知られていますが
その他にも様々な使命・役割を担っている、非常に重要な器官であると言えます。

「腎臓」と並び「代謝」の要であり、また様々なホルモンを分泌する期間
更に「分泌させる」といった、司令塔としての働きを担う器官になります。

そして、その肝臓にトラブルが起きた際には
その役割・存在感が大きい分、その他の器官や体調に与える影響は大きく
肝臓を傷めたことによって、一気に体が弱ってしまう現象は珍しくありません。

しかしそれだけ重要な器官でありながら、トラブルを抱えている人は多く
また血糖値・糖尿病にとっても、非常に関連性が高い器官であると言えます。

放っておくと様々な危険を招く脂肪肝

肝臓を傷めてしまう要因となるものとして、まずはアルコール(飲酒)が挙げられます。

その許容量・耐性には個人差がありますが、飲めば飲むほどに(期間・量共に)
飲酒する習慣が長いほど(期間)に、肝臓への負担が大きいことは言うまでもありません。

そして、それに加えて「太っている」ということだけでも
肝臓へのダメージは蓄積されるものであり、その結果として「脂肪肝」が広く知られています。

アルコールは脂肪ではありませんが、脂肪肝を作る材料でもあります。

脂肪肝とは肝臓に過剰な脂肪が蓄積されていること状態であり
肝臓の機能の低下を招き、その弊害は幅広いものと言えます。

そしてこの脂肪肝は「肝硬変」に発展し、最終的に「肝臓癌」のリスクを高めてしまう
深刻なトラブルへの第一歩であり、その他の生活習慣病とも影響し合うものであり
高血糖から糖尿病へとつながる要因にも、大きく関わるものになります。

肝臓の状態と血糖値は大きく関係する

肝臓の機能が劣化してしまうことによって起きるトラブルは様々ですが、
あくまで「肝臓に脂肪がついている状態」として考えた際には

インスリンの働きが鈍くなることから、血糖値が上がりやすい(下がりにくい)状態です。

肝臓に蓄積されている「グリコーゲン(多糖体)」は、
内臓脂肪と非常に似ているものであり(栄養不足の際のエネルギーとなる)

同時にインスリンの分泌・機能の妨げとなり、またインスリンの抵抗性を高めてしまうものです。

加えて、血糖値が高い状態というのは太りやすいものであり
これはインスリンがうまく働かないことで、燃焼が正常に行えないためです。

  • 血糖値が高いと太りやすい
  • 肝臓が太っていると血糖値が下がりにくい

脂肪・血糖値・肝臓というのは、互いに影響を与え合っている存在なのです。

同時に起きることが当たり前の2つの症状

脂肪肝の人と言うのは、主に2つの角度から糖尿病を発症しやすいと言えます。

まず最も単純な考え方として、その原因となるものが同じであるためです。

「暴飲暴食」や「運動不足」は内臓脂肪を増やし、血糖値を高く保つ秘訣でもあります。

内臓脂肪には、「付きやすさ」に関して個人差がありますが
見た目が太っている人は、内臓も太っていることが多く
また見た目が痩せている人であっても、内臓が太っていることも珍しくありません。

目に見えないことに加えて、万人に可能性のあるリスクと言えます。

次に、上記したように「互いに悪影響を与え合う関係」であることから
どちらかを招くことで、片方もついてくることが当然のことでもあります。

そして両方の要素が揃うことで、その悪化スピードは加速します。

改善策は共通している

これらの症状を解決するための方法も共通しており、それは言うまでもありません。

唯一正しい対処として、「まずはとにかく痩せる」ということが挙げられます。

痩せる(肝臓を中心とした内臓脂肪の分解)ことによって、

  • インスリンの分泌が活発になる
  • インスリンの抵抗性が下がる(インスリンが効きやすい体になる)

そして、インスリンをとりまく環境が改善することで
エネルギーの燃焼効率が上昇し、太りにくい体へと近づいていくのです。

非常に単純で、その仕組みは簡単に思えますが
これができない人が多いからこそ、生活習慣病はなくならないものです。

「太っている」ということが、いかにリスクのある状態であるのか
糖尿病に関わる要因というだけでなく、

  • 高血圧
  • 動脈硬化

といった、典型的な生活習慣病を招くものでもあること

そもそも「メタボリックシンドローム(症候群)」の絶対条件こそが、
一定の基準を超えた「内臓脂肪の量」であることを胸に刻んで欲しいと思います。

「余計な脂肪」は、万病の素であると言えます。。