「ヘモグロビンa1c」を正常値まで下げる必要性~一時的な高い・低いではなく着実な対策が大切~

血糖値の予備知識

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「ヘモグロビンa1c」と呼ばれる、血中成分(濃度)は
血糖値が気になってきた・定期的な検査を受けることになったら気になる典型的なものであり
また「健康診断」の際には、一定の年齢を超えると改めて話題になるものでもあります。

それ自体は、血糖値そのものとは言えないまでも
”本当の血糖値”の状態を、予測するために大きな役割を担います。

そもそも、ヘモグロビンa1cとは
「糖化ヘモグロビン(グリコヘモグロビン)」と呼ばれることもある、
赤血球中の「ヘモグロビン(タンパク質)」と「ブドウ糖」が結びついた存在です。

ヘモグロビンは、ブドウ糖と結びつくあくまで1つの成分と言えますが
この際のブドウ糖の割合が大きいほどに、基本的に血糖値は高くなります。

そして、この「ヘモグロビンとブドウ糖の結びつき」の特徴として
非常にじっくりと・かたく、そしてほどけるまでの時間も比較的長いものであり

局地的な血糖値(その日・その時に採取した血液から導き出される)よりも
正確な・本来の血液の状態を予測するために、重要な数値であると言えます。

ある意味で「本来の血糖値(血液中のブドウ糖の割合)」と言えるものです。

”リアルな血糖値の状態”の指標になる

ヘモグロビンとブドウ糖は、一度結合すると基本的には離れません。

そのため100~120日(ヘモグロビンの代謝サイクルを考えた際)は
結合したままであると考えられ、そういった特徴を利用することで
結果的に、「約過去1~2ヵ月の血糖値」のおおよその数字を予測できるのです。

一般的に血糖値を測定する採決は、直前に食事をとったかどうかで
大きく結果が異なるものであり、非常に「ムラ」の出やすい方法と言えます。

一方でヘモグロビンa1cの値というのは、変動が少なく影響を受ける要素が少ないため
正に”本当の血液の具合”を、測定することができます。

このヘモグロビンa1cの正常と言える値は、「5.8%以下(HPLC法)」であるとい言われており

  • 6%以下に保つべき(それ以上で高血糖)
  • 最悪でも7%以下(これ以上で合併症のリスク急増)
  • 8%に届くとマズイ・・・

といった、ある程度の目安いというのは存在しますが
もちろん人によっても、数値と実際の状態で下がるものであり
あくまで、他の数値・実際の状態を加味して診断されることになります。

「地道な対策」が結果につながる要素

ヘモグロビンa1cは、実際の血糖値とはやや異なる概念になりますが
血液の状態を測る要素には変わらず、それ以上でもそれ以下でもありません。

血糖値と別に考え、ヘモグロビンa1cだけでも下げたいという方もいますが
あくまで「過去の参考」でもあり、いずれにしても「基準値」を超えている場合には

高血糖への対策と同じアプローチを行う必要があります。

ただしヘモグロビンa1cの数値の改善というのは、確かに喜ばしいことであると言えます。

より正確な血糖値の状態、それも過去の状態が改善しているということは
局地的な現在の数値に比べても、”着実に”改善してしている可能性が高いためです。

「1か月前の1か月前よりも低い」ということが続くことで
確かな前進・改善を、確認することができると言えます。

実際の血糖値とヘモグロビンa1cの値が、「ちぐはぐ」になることはよくあることです。

それでも「やることは同じ」であり、一喜一憂せずに
血糖値を改善するための、働きかけを続けていきましょう。